叙勲の洋服で悩む人が知っておきたい自分に適したフォーマルを選ぶコツ

 

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叙勲や褒章の装いを洋服に決めたものの、「どのような装いがいいのかわからない」という方がいます。また、「自分にあうフォーマルウェアはあるのだろうか」と不安の声もよく聞かれます。

 

そのような方にお勧めなのが正礼装(アフタヌーンドレス)ではなく、フォーマルジャケットと黒のフォーマルスカート(ドレス)で装う方法です。

 

フォーマルスカート(ドレス)に黒を用いた装いは、叙勲では「着用できない」と勘違いをされる方がいます。けれども全く問題なくお召しいただけます。

 

フォーマルジャケットと黒のフォーマルスカート(ドレス)の装いは正礼装より種類が多く、サイズが小さかったり大きかったりして「適切なサイズが見つけにくい方」にお勧めです。

 

また「一度着ただけではもったいない」という方は、黒のフォーマルスカートを別のスカートに変えて同窓会にでかけたり友達と食事にでかけたりと、着まわしをすることも可能です。

 

そこでこのページでは、フォーマルジャケットと黒のフォーマルスカート(ドレス)をコーディネートした叙勲の服装をお伝えしますのでご自身に適したフォーマルを見つけてください。

 

その前に叙勲の装いに相応しいとされる、「正礼装(アフタヌーンドレス)とはどのような装いをいうのか」を見ていきましょう。

 

叙勲の装いに相応しい正礼装(アフタヌーンドレス)ってどんな洋服?

春と秋の叙勲の時期になると、フォーマル売り場に来られるお客さまに「アフタヌーンドレスってどれですか?」と訪ねられることがあります。

 

アフタヌーンドレスと聞いても、馴染みのないドレスでよく分からない方は多いです。

 

フォーマルウェアには「礼装区分」があり、フォーマルな場で正しく装うための目安としています。それは国際儀礼(プロトコール)という、国際的な基本儀礼やマナーに基づいた待遇を行うために作られたものです。

 

ではプロトコールについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

 

国際儀礼(プロトコール)とは

 

国際的な交流の場面では、歴史、文化、言語などの違いから、誤解や不信が生まれやすくなります。

 

相手への敬意とすべての国を平等に扱うことを基本とする「プロトコール」は、無用な誤解や争いを避け、外交を円滑に進める環境つくりのための知恵として生まれました。

 

国と国、人と人の営みをスムーズにする、その場にいる人々がお互いを認め合い、心地良いコミュニケーションを図るための共通認識が、プロトコールなのです。

 

但し、プロトコールは必ずしも絶対的な規則ではなく、これまでも時代とともに変化しており、地域や国によって差異もみられます。

 

また、会合の趣旨、参加者の認識、会場の規約などによって柔軟に運用されることも大切です。

 

(出典)外務省ホームページ

 

服装に関するプロトコール

フォーマルウェアの礼装区分(ドレスコード)

 

招待状の記載 男性 女性

正礼装・準礼装(夜)
宮中晩餐
大統領主催晩餐会等

White Tie/
Long Dress

ホワイト・タイ
(燕尾服)

フルイブニングドレス/ロングイブニングドレス(ヒール丈又はトレーン丈(引き裾))

Black Tie/
Long Dress

ブラック・タイ
(タキシード)

セミイブニングドレス/ディナードレス(くるぶし丈又はヒール丈が正式。最近ではショート丈も可)

正礼装(昼)
昼間の宮中行事等

Morning Coat/
Day Dress

モーニング・コート アフタヌーンドレス

略装
(昼・夜)

Informal/
Lounge Suit

平服(ダークスーツ/ラウンジ・スーツ) 平服(スーツ/ワンピース等)

 

(出典)外務省ホームページ

 

アフタヌーンドレスの定義が曖昧?

叙勲の装いで和装を選ぶ場合は、「色留袖」か「訪問着」と決まっており装いの知識がなくても、およそどのように装えばよいかイメージできます。

 

けれども洋装は、どのように装えばよいかまったくイメージできない方は多いです。さらにアフアヌーンドレスが相応しいといわれても、「よくわからない」のが現状だと思います。

 

それは、アフタヌーンドレスの定義が曖昧だからです。日本はもともと男性中心の社会で、女性はフォーマルの場にでることがあまりありませんでした。

 

たとえば下画像は、アフタヌーンドレスとしてお召しいただける一般的なスタイルです。しかし、インターネットで「アフタヌーンドレス」と検索をするとさまざまな洋服がでてきます(こちらはレンタル商品です)。

 

 

とくにアフタヌーンドレスといえば、上画像のようなロングアフタヌーンドレスを指すことが多いです。けれども、正確にいえばノーマル丈のアンサンブルやスーツでもよいとされています。

 

それは、女性皇族が園遊会などでお召しになられる洋服をイメージすると分かりやすいです。(下イラスト参照)

 

 

けれどもシルクかそれに近い素材をアフタヌーンドレスと定義しているかと思えば、同色同素材のジャケット+ロングドレスをすべてアフタヌーンドレスと定義しているところもあります。したがって、どれが正しいのか分かりません。

 

下画像は、フォーマルらしいフラワー柄を織り込んだ格調高いスーツで、アフタヌーンドレスと呼ぶに相応しい洋服です。しかし、アフタヌーンドレスとフォーマルスーツの違いも曖昧です。

 

 

また、女性はファッション性を重視する傾向があるため、少しくらいルール通りでなくとも通用してしまうとことがあります。

 

このように、洋装はどのように装うのが正しいのか混乱してしまいます。

 

フォーマルジャケットと黒のフォーマルドレス(スカート)はフォーマルの基本スタイル

先ほど紹介したように、アフタヌーンドレスの定義が曖昧でどの装いが正しいか分かりません。

 

おおまかにいえば、よほどスカート丈が短いカジュアルな服装でなければ、通用してしまうところがあります。それが、さらに服装で悩む結果になっているのも事実です。

 

要するに「この装いが正しいです」とマニュアル化してもらったほうが、服装で悩むストレスから解放されるということになります。

 

さらに近年女性の勲章受章者(または配偶者)は、装いの幅が広くなり「以前のように堅苦しく考える必要がなくなった」といわれます。けれども、カジュアルな装いで参加するわけにはいかないのが叙勲の服装です。

 

そこで、そのような方にお勧めするのがフォーマルジャケットと黒のフォーマルドレス(スカート)の装いです。では、この着こなしにどのようなメリットがあるのでしょうか。

 

着るだけでフォーマルらしくなる

黒のフォーマルドレス(スカート)は、フォーマル売り場の定番アイテムです。

 

それは黒のフォーマルドレス(スカート)を黒留袖と見立て、フォーマルジャケットを合わせる着方がフォーマルとして定着しているからです。

 

また、黒は他の色に染まることがないことから「誠実」「正式」「まじめ」「高級」というイメージがあります。

 

そのため黒のフォーマルドレス(スカート)は、着用するだけでフォーマルらしい装いになります。

 

下画像は、ブティックコーランのフォーマルジャケットです。シンプルなツイードのジャケットですが、黒のフォーマルスカート(下画像)を合わせるだけで、よりフォーマルらしい装いになります。

 

 

 

下画像は、レンタルコスチュームウエヤマのフォーマルジャケットと黒のフォーマルドレスのセットアップです(こちらはレンタル商品です)。

 

ロイヤルベージュが華やかな、フォーマルジャケットです。同色のドレスを合わせるのではなく、黒のフォーマルドレスを合わせることにより、ジャケットの色が際立ちよりフォーマルらしい装いになります。

 

 

サイズ選びが楽

アフタヌーンドレスは、フォーマルジャケットと同色同素材のフォーマルドレス(スカート)がお揃いになっています。そのため、一般的にサイズ幅が狭いです(9号~13号展開が多いです)。

 

けれどもフォーマルジャケットと黒のドレス(スカート)は、7号や17号・19号を展開しているお店は多くサイズ選びが楽です。

 

下画像は、米沢織(山形県米沢地方から産出する織物の総称)のフォーマルジャケットと黒のロングスカートのセットアップです。

 

こちらは、7号~19号までサイズ展開をしています。(こちらはレンタル商品です)。

 

 

下画像は、フォーマルジャケットと黒のロングドレスのアンサンブルです。9号~19号まで展開しています。(こちらはレンタル商品です)

 

 

好みのデザインが選びやすい

フォーマルジャケットと黒のスカートは別々に購入できるお店も多く、好みのフォーマルジャケットが購入できます。

 

また黒のフォーマルスカートは、ミディー丈(65センチ位)やミモレ丈(75センチ位)・ロング丈(90センチ位)とさまざまなスカート丈を用意しているお店があります。

 

下画像は、ブティックコーランのフォーマルジャケットと黒のフォーマルスカートのセットアップです。ジャケットのみでも購入可能です。

 

 

下画像は、ブティックコーランのフォーマルジャケットと黒のフォーマルスカートのセットアップです。スカートの丈が81センチ(9号で)と65センチの2タイプから選べます(下画像のスカート参照)。

 

 

下画像のスカートは、単品でも購入可能です。長さを変えるだけで雰囲気が変わります。

 

 

下画像は、東京ソワールのフォーマルジャケットです。ジャケットを単品で購入できます。

 

 

単品のジャケットは、好みのスカートとコーディネートできるので便利です。下画像は、東京ソワールのプリーツスカートです。スカート丈74センチです。

 

 

下画像は、東京ソワールのロングスカート(着丈9号で87センチ)とミモレ丈(着丈72センチ)のスカートです。

 

左側のスカートを合わせれば格調高い装いになりますし、右側のスカートを合わせればフェミニンな雰囲気になります。このようにスカートのデザインが変わるだけで、イメージが変わります。

 

 

着まわしがしやすい

一般にアフタヌーンドレスは、ふくれ織り(立体感のある凹凸で柄を織り出した二重織物)や地模様のあるタイプが多いです。

 

またデザインも、カジュアルに見えないようなつくりになっています(上のアフタヌーンドレス参照)。そのような洋服は、別の洋服とコーディネートが困難です。

 

けれどもフォーマルジャケットと黒のフォーマルスカート(ドレス)は、別々にコーディネートができます。

 

それでは、下画像ブティックコーランのジャケットを例に見ていきましょう。もちろん黒のフォーマルドレスやスカートを合わせれば、叙勲の装いだけでなく結婚式にもお召しいただけます。

 

フォーマル売り場に足を運ばれるお客さまはよく、「こんな洋服は普段着れない!」とおっしゃいます。しかしフォーマルジャケットの多くは、コーディネート次第で普段使いができます。

 

(注)普段使いというのは、すこしオシャレをしてお出かけをする洋服のことをいいます。レストランで友達とお食事をしたり、ご主人と観劇を見にいったりする時の装いです。

 

 

このジャケットは、胸当てがついており取り外すと全開します(下画像参照)。

 

 

ジャケットのインにニットやカットソー(ベージュのジャケットならネイビーがお勧めです)を合わせればカジュアルダウンできます。

 

 

今人気のワイドクロップドパンツ(ベージュのジャケットならネイビーがお勧めです)を合わせれば、さらにカジュアルになり普段使いができます。

 

 

手ごろな価格帯の洋服が選べる

百貨店でアフタヌーンドレスを求める場合、20万円前後と高額です。

 

ところがフォーマルジャケットと黒のフォーマルワンピースなら、その半額くらいの値段で購入することができます。

 

さらに、通販サイトやレンタル通販サイトで購入すれば価格を最小限に抑えることも可能です。

 

下画像は、レンタルコステュームウエヤマのフォーマルジャケットと黒のフォーマルスカートのセットアップです。

 

このように黒のボトムをベースにしたコーディネートは、フォーマルウェアとして定着しているためさまざまなお店から購入できます。

 

 

下画像は、レンタル礼服ショップのフォーマルジャケットと黒のフォーマルスカートのセットアップです。百貨店のフォーマルジャケットと比べても見劣りしません。

 

 

叙勲の装いで悩むなら、フォーマルジャケットと黒のスカートのコーデがお勧め!

 

大人女性が自分に適したフォーマルウェアを見つけるには、「フォーマルドレス・ワンピ通販サイト」や「レンタルドレス・ワンピ通販サイト」がお勧めです。

 

カジュアルな服装が主流な近年、「フォーマルウェアにお金をかけたくない」という方が増えてきたからです。

 

けれども、フォーマルウェアは、相手の気持ちや周りの人々のことを常に配慮して装うことを求められる洋服です。そのことを理解したうえで、自分に適したフォーマルウェアを探すことが大切です。

 

そこでこのサイトでは、価格以上の価値があるフォーマルウェアを厳選して紹介しています。ぜひあなたらしいフォーマルウェアを見つけてください。