旭日・瑞宝双光章の概要とフォーマルウェアで装うポイント

旭日・瑞宝双光章の概要とフォーマルウェアで装うポイント

旭日・瑞宝双光章の概要とフォーマルウェアで装うポイント

 

毎年4月29日と11月3日に勲章(くんしょう)と褒章(ほうしょう)受章者の発表があります。受章される方は、その前から内示、閣議決定、本人への事前連絡と進み、いよいよあわただしくなる頃だと思います。

 

旭日双光章(きょくじつそうこうしょう)と瑞宝双光章(ずいほうそうこうしょう)の受章は、伝達式や天皇陛下の拝謁(はいえつ:天皇陛下にお目どおりをいただくこと)が5月と11月にあります。受章者は慣れないことが多く戸惑いますが、段取りよく準備を進めていきたいものです。

 

また、新聞紙上で受章者の発表があるので、親戚や友人・関係者から祝電や電話・手紙を受け取ることも多くなると思います。

 

そこでここでは、旭日双光章と瑞宝双光章とはどのような勲章なのかを、個別にわかりやすく解説いたします。また装いが決まらない方には、フォーマルウェアで装うポイントをお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

 

旭日双光章の概要

勲章「旭日章(きょくじつしょう)」の6等級のうち勳五等に相当する章です。特に国や公共に対して功労のある人に授与されます。

 

そして、旭日章は社会の様々な分野における功労を対象としています。それは、産業や文化の振興・発展に寄与した人だけではなく、地方自治における功労や適切な納税の実現に寄与した功労なども含まれます。

 

また、旭日双光章は「納税功労」「薬事功労」「弁護士功労」「地方自治功労」といった多種多様な功績者に授与されています。

 

旭日双光章は各地方において活躍した功労者にも多く授与され、地方自治体の議会議員、各都市の商工会の役員、業界団体の役員なども多く含まれます。一度の叙勲における授与対象者は数百名に上り、旭日章の各種勲章の中でも一番多いです。 (出典:新語時事用語辞典) 

 

旭日章は、内閣府のホームページによると、明治8年にわが国最初の勲章として制定されたそうです。太陽がまぶしく輝いているようなデザインがとても美しい勲章です。

 

また、伝達式は受章を受ける管轄省庁によって異なります。例えば、経済産業省は○○月○○日に○○場所とか、文部科学省は○○月○○日に○○場所などです。

 

そのため、受章者あてに通知された日時・場所(各省庁・都道府県庁)にて各省庁大臣または、都道府県知事が伝達します。そして当日または後日共同で、勲章を着用して配偶者同伴で天皇陛下に拝謁(はいえつ)します。

 

瑞宝双光章の概要

勲章「瑞宝章(ずいほうしょう)」の6等級のうち勳五等に相当する章です。旭日章とおなじく、国や公共に対して功労のある人に授与されます。

 

「勲章の授与基準」によると、公共的な職務の複雑で、困難度、責任の程度などを評価します。職務をはたし成績をあげた人に対して、6番目の瑞宝単光章以上を授与するとなっています。

 

瑞宝章は勲一等から勲八等の8等級で構成され、初めは男性のみを対象としたが、1919年(大正8)から「男女共通となった」とあります。

 

その後、勳一等などの数字は廃止されました。等級は同じですが、功績の内容に着目する旭日章に対し、功績の積み重ねに着目する瑞宝章と違いを明確にしています。

 

対象者は公共的な業務(一般行政業務、教育や研究、社会福祉、医療、保護司や民生委員、危険性の高い業務)に長年従事した人で、形式的な職務暦で等しく授与されるものではなく、他の模範となる成績をあげた人が対象となります。 

 

瑞宝章の勲章は、古代の宝(宝鏡)が光り輝いているイメージをデザインしています。旭日章は華やかなデザインですが、瑞宝章は落ち着いた重みのあるデザインです。(出典:講談社)

 

旭日双光章と同じように、伝達式は受章を受ける管轄省庁によって違います。受章者あてに通知された日時・場所(各省庁・県庁)にて各省庁大臣または、都道府県知事が伝達します。そして当日または後日共同で、勲章を着用して配偶者同伴で天皇陛下に拝謁(はいえつ)します。

 

受章者の装い

旭日双光章・瑞宝双光章ともに、伝達式は各省庁もしくは都道府県庁になります。また、これらの伝達式は管轄省庁によって違うので、地方で伝達式が行われる場合もあります。

 

装いの手引きとして、内閣府の「勲章等着用規程」に「男子にあっては紋付羽織袴もしくはフロックコートもしくはモーニングコート又はこれらに相当する制服に、女子にあっては白襟紋付またはこれに相当する制服を着用する」とありますが、「平服に着用することができる」とも記載されています。

 

確かに過去に受章された方の装いを見ると、男性はモーニングコート、女性は着物で訪問着か付け下げが大半です。

 

しかし、着物の訪問着と同じ「格」で装うことができるフォーマルウェアに、ジャケットとふくらはぎが隠れる着丈のドレス(スカート)の組み合わせ(セミアフタヌーンドレス)があります。ジャケットを選ぶときのおすすめポイントは、シルクに近い素材や膨れ織りなどの織り柄を選ぶことです。

 

そのような柄や素材のジャケットは、着物を意識して作られたフォーマルウェアで、和装の方と並んでも違和感がありません。

 

 

 

また、この組み合わせは、着回しができてとても便利です。たとえば、叔母の立場で列席する結婚式の装いになります。

 

また、孫の七五三の付き添い服として着ることもできます。ジャケットの利用で、観劇を見に行くときの装いや、同窓会の装いとしても重宝します。

 

このように洋装は、着ていて楽なだけではなく着回しができるので有効活用ができます。そして、洋服も着物と同様にルールに沿った装いです。そのことを踏まえて、自分らしく上品な装いを心がけましょう。


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