卒業式の服装:カラーフォーマルをカジュアルに着まわすコツ

卒業式の服装:カラーフォーマルをカジュアルに着まわすコツ

卒業式の服装:カラーフォーマルをカジュアルに着まわすコツ

 

卒業式は教育課程をすべて終了したことを認定し、そのお祝いをする式典です。特に日本では、学校教育法施行規則によって定められた学校行事となっています。

 

したがって、フォーマルウェアのドレスコード(着装ルール)が必要です。中学校・高等学校・大学で卒業生をもつ母親や来賓・一般教員の卒業式は「準礼装」の装いになります。

 

カラーフォーマルウェアは普段着ることがないため、フォーマル売り場で卒業式の洋服を求めるのを敬遠する方がいます。

 

しかしカラーフォーマルウェアは、コーディネート次第で簡単にイメージを変えてさまざまなシーンで着ることができます。そこで、カジュアルにコーディネートをする方法をお伝えしますのでぜひ参考にしてください。

 

コーディネートができるフォーマルウェアを選ぶ

百貨店のカラーフォーマル売り場にある大半が、単品のコーディネート商品です。そこでこれらの商品を組み合わせて卒業式の洋服を選べば、入学式から結婚式、レストランの食事、同窓会とさまざまなシーンで着ることができます。

 

そこでまずはベースの服を選びます。フォーマルウェアは、ジャケット・ワンピース・スカートの組み合わせでスタイルが決まります。

 

その中で着回しを考慮すると、ジャケットとワンピースの組み合わせがもっとも効果的です。またジャケットはノーカラー、ワンピースはノースリーブのシンプルなミディー丈がさまざまなシーンで応用できるので便利です。

 

さらに素材は、光沢があってオールシーズンで着れるシャンタンかタフタがよく、色は紺色がカジュアルなスタイルをつくるのにもっとも適しています。そこで、どうしてこの組み合わせが良いのかをコーディネート例を紹介しながら解説します。

 

 

                                         

ジャケットとワンピースの素材

卒業式は3月に行なわれるのが一般的で、まだまだ寒い時期です。そのためベルベットや厚手のツイード素材の洋服を着る方が多いです。しかし着回しを考えるとオールシーズン着用できる素材が適切です。

 

とくに光沢とハリ感のあるタフタやシャンタンは、他の洋服とも合わせやすくお勧めの素材です。タフタは、平織り(たて糸とよこ糸を一本ずつ交差させて織る織り方)薄地のハリがある織物で、光沢のある生地のことをいいます。

 

またシャンタンは、よこ糸の太さが均一でなく太い所(スラブ)があるため、不規則に長い節のような凹凸があります。そして、その生地のムラ感がまるで紬のような地模様になってあらわれる特徴があります。

 

このように着物地を思わせる生地感が落ち着いた上品なイメージになり、フォーマルウェアでもよく用いられ人気があります。

 

とくにカラーフォーマル売り場にあるシャンタン素材は、シャンブレー(たてに色糸、よこにたて糸と違った色糸を用いて平織をした織物)織りになっているため生地に独特の陰影がうまれます。

 

そのため、紺と黒のように一見合わせにくい色同士でも、よく馴染みモダンな雰囲気をつくることができます。

 

ジャケットとワンピースの色

カラーフォーマル売り場にあるほとんどのジャケットは、黒のワンピース(スカート)と合わせることができます。

 

しかし黒色は、「高級」「正式」「重厚」などのイメージがあってフォーマルな印象を持ちやすいため、どのジャケットと合わせてもイメージがさほど変わりません。

 

そして紺色は、「冷静さ」「知的さ」「まじめ」というような色のイメージがあります。他のどの色とも相性がよく、紫色と合わせるとシックでモダンに、ピンクと合わせるとフェミニンに、そして黄色と合わせるとキュートな雰囲気になります。

 

また紺はデニムブルーのイメージがあり、ニットなどを合わせることによりカジュアルな雰囲気を簡単に作ることができます。

 

ジャケットとワンピースをカジュアルに着まわす

フォーマルジャケットは、胸当てがボタンで取り外しできるタイプが多いです。そしてジャケットの胸当てを開けてブラウス・カットソー・ニット・ワンピースを着ることにより、ジャケットを一枚で着たときとは違う表情がうまれます。

 

フォーマルウェアには、「正礼装」をワンモチーフとすると、1つを崩して「準礼装」になり、そこにファッション性を加えて、「略礼装」という着装原則があります。
 
ジャケットの中にブラウス・カットソー・ニット・ワンピースを着ることにより、少しカジュアルな要素が入って着用シーンが広がります

 

ジャケットの中にハイゲージのハイネックニットを着て、黒か紺のシフォンのプリーツスカートを合わせてみてください。

 

ハイゲージニットは、細い糸で編んだ「目の詰まった編地」のことで、洗練されたスタイリッシュな雰囲気をつくるのに効果を発揮します。この装いは、ホテルで行われる同窓会に最適な装いになります。

 

また花柄のワンピースをジャケットの中に着ると、また違った表情になります。このコーディネートはちょっとオシャレをして行くレストランのディナーにお勧めの装いです。

 

 

 

ワンピースには、カーディガンやセーターがよく合います。シフォンのボレロならパーティーの装いですが、ハイゲージのカーディガンなら、レストランで行われる同窓会に着ることができます。

 

またワンピースの上からニットを重ねて着ると、すこしカジュアルなレストランのランチにピッタリな装いになります。

 

 

 

このようにノーカラーのジャケットとシンプルなミディー丈のノースリーブワンピースは着こなしが自由にできる最適なアイテムです。

 

「カラーフォーマルウェアは普段着ることができない」と、フォーマル売り場で卒業式の洋服を求めるのを敬遠する方がいます。

 

しかしカラーフォーマルウェアは、コーディネート次第で簡単にイメージを変えることができる便利な洋服です。カラーフォーマル売場で卒業式の洋服を選んで、さまざまなカジュアルシーンで着まわしてください。


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