クルーズ旅行初心者へ伝えたいドレスを選ぶポイント
クルーズ旅行に参加するにあたって多い悩みは、ドレスコード(着用シーン)です。特にクルーズ初心者は「どこまでドレスアップをしたらいいかわからない」「自分だけ派手で目立ちすぎるのは嫌だ」と意識される方は多いです。
しかし一度クルーズを経験された方の多くは、「まわりの人より見劣りしたこと」や「着回しができなかったこと」を反省の材料にされます。
そのため、最初は「少し華やかだ」と感じるくらいのドレスを選んで、非日常のクルーズ旅行を思いきり楽しみたいものです。
ただ着慣れないドレスは、着こなすのが難しいのではと少し消極的になります。しかしストールや軽い羽織ものをアレンジしたり、ネックレスを合わせたりすれば、いつもとは違う自分を発見することができます。
クルーズ船には、カジュアルクラス・プレミアムクラス・ラグジュアリークラスがあります。その船のクラスによって、カジュアルで装う場合とフォーマルで装う場合があります。
また同じクルーズ船でも、期間の短いクルーズではインフォーマルで装います。しかし、期間の長いクルーズではフォーマルで装う日とインフォーマルで装う日があるなど、ドレスコードが変わります。
そのためまずは、自分が行くクルーズのランクやプラン内容を把握したうえで、自分にあうドレスを見つけましょう。
クルーズのドレスコード
クルーズのドレスコードと言うと、難しく考えがちです。しかし「船内で過ごす夜の時間を、ドレスアップをして楽しむため」と考えれば、ドレスを選ぶのも楽しくなります。
そこでまずは、クルーズのドレスコード「カジュアル」「インフォーマル」「フォーマル」とはどういうものかを見ていきます。
カジュアルの大まかなイメージは、ブラウスとスカート又はパンツスタイルです。いわゆる普段着でジーンズや半ズボン、Tシャツ以外であれば問題ありません。
インフォーマルの大まかなイメージはワンピースやスーツスタイルです。ホテルに食事に行くような服装です。ワンピースに華やかなアクセサリーを組み合わせたスタイルがお勧めです。
フォーマルの大まかなイメージはパーティードレスや和服のスタイルです。パーティーをイメージすると分かりやすいです。エレガントなロングドレスがお勧めです。
このようにドレスコードに沿った装いが求められますが、これはあくまで夕方以降のドレスコードです。日中や寄港地での装いはブラウスとスカート・パンツのスタイルで十分です。
クルーズのドレスコードがイメージできたところで、実際にドレスを選ぶときのポイントをお伝えします。
自分に合うドレスを選ぶコツ
百貨店のフォーマル売り場には、クルーズ用のフォーマルウェアとして、ジャケットとスカートを探されるお客さまがいらっしゃいます。
しかし、荷物を極力減らすこと、シワになりやすいものは避けること、コーディネートの幅を広げることを考えるならば、やはりドレスをお勧めします。
そこで、基本となるドレスですが、フォーマル売り場にはミセス向けのドレスがあるので心配はいりません。
特に初めてドレスを着るという方は、肩や二の腕を出すことをためらいます。そのような方には、肩が隠れるタイプのドレスをお勧めします。また、袖付きのドレスもお勧めです。
袖付きのドレスのよいところは、上にはおるものを悩まなくてもよいところです。このようなドレスにラメのストールを合わせたり、キラキラしたネックレスを合わせたりすれば、ベージュや紺のベーシックなドレスも華やかになります。
クルーズ旅行は一度体験すると病みつきになる方が多いです。着なれないドレスも、クルーズを何度も経験するうちに、ドレスの着こなしが上手になります。
せっかくの機会ですからすこし冒険をして、今までと違う自分を演出してみましょう。