フォーマルウェアはゆったりが美しい

フォーマルウェアはゆったりが美しい

フォーマルウェアはゆったりが美しい

 

フォーマルウェアは美しく装うことが基本です。美しければ、多少ルールに沿わない装いでも許される場合が多いです。

 

では、美しい装いとはどういうものを言うのでしょうか。

 

着席スタイル合わせて装うフォーマルウェア

日本の披露宴の多くが着席スタイルであることでもわかるように、フォーマルウェアは座った時の着こなしがとても大切になります。
 
そのためフォーマルウェアは、ウエストからヒップラインにに少しゆとりを持たせて作られたデザインが多いです。また、ジャケットの両サイドにスリットを入れたデザインも多いですが、それも座った時にきれいに見える工夫です。でも多くのお客さまはそのことに気が付かないです。

 

普段コンパクトなシルエットの洋服を着ているお客さまは、ロングドレスやジャケットのウエストからヒップにかけてのラインに、少しゆとりがあるだけでとても気になるようです。

 

確かにあなたの手持ちの洋服に、そのようなシルエットの服は一着もないでしょう。だから試着をすると何か時代遅れの洋服を着る感覚に陥ってしまうのはよくわかります。

 

ではフォーマルウェアがコンパクトなシルエットだったらどうでしょう。立っているときはきれいでも、座ったときにおなか周りに余分なしわが入ってきれいとは言えません。

 

たとえば男性のスーツの着こなし方を例に挙げるとよくわかります。スーツを格好よく着こなすポイントとして、「座った時の型崩れを防ぐため、ジャケットのボタンを全部開けるとスマートに着こなせる」と言われます。

 

それはボタンを全部開けて座らないと、座った時に変なしわが出来るのを防ぐということを意味します。同じことはフォーマルウェアでも言えます。

 

重ね着をすることが少ないフォーマルウェアでは、ボタンを全部開けて着ることはほとんどありません。ドレスと重ね着をしたとしても、やはりドレスにはゆとりが必要です。

 

そのために、私はお客さまに椅子に腰を掛けてもらってシルエットを確認をします。そこではじめて、フォーマルウェアのウエストからヒップラインになぜゆとりが入っているのか気が付きます。

 

このようにフォーマルウェアをきれいに着こなすために考えられたデザインは、時代が変わっても着る人を美しく見せます。

 

ゆったりがフォーマルウェアの着こなしを美しくする

「ゆったり」はシルエットばかりではありません。フォーマルウェアで装う場合は、立ち振る舞いを「ゆったり」にするときれいに見えます。

 

またロングドレス(スカート)で座るときは、ヒップラインの両脇をつまんでから座るときれいに座れます。ちょっとした心掛けがあなたのきれいを作ります。

 

余談ですが、階段の上り下りはロングドレス(スカート)の裾を、靴のヒールで引っかけると危ないので注意が必要です。裾を少し持ち上げることで危険は防げます。

 

ただ万が一引っかけて、ドレスの裾がほどけてしまった場合は、糸を引っ張ると多くがミシン処理のためスルスルと全部ほどけてしまいます。セロハンテープを持参して糸口を留めておくか、裁縫セットがあると安心です。

 

慣れないフォーマルウェアで戸惑うことは多いです。でもゆったりとした振る舞いで装うあなたは、着こなし上手な美しい人になれるでしょう。


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