ベストなバランスでフォーマルウェアの似合う丈を決める

ベストなバランスでフォーマルウェアの似合う丈を決める

ベストなバランスでフォーマルウエアの似合う丈を決める

 

あなたがフォーマルウェアを着る際、「ルールが優先ではないのか」と思っていないでしょうか。例えば、着丈が長ければ長いほど正式になるというルールがあります。しかし一般的な結婚式をはじめ、私たちがフォーマルで装うとき、それほど難しくルールを考える必要はないです。

 

そうは言っても、私がフォーマルウェアの相談にのる際に「結婚式で新婦(新郎)の親の立場で着る」と聞けば、まず最初はくるぶしが隠れる位の長さのシンプルなロングドレスとジャケットをおすすめします。

 

フォーマルで装うには、最低限のルールというものが必ず存在するからです。また相手の親との関係性もあります。相手の親が正礼装で装うにも拘らず、自分だけそれを無視して似合う丈のドレスで装うのは問題外です。

 

そういう極論は隅において、装う場でもっとも自分が似合うフォーマルウェアを選ぶのは、とても大切なことだと思います。そうすれば、もっとフォーマルウェアを装う楽しさがわかります。そしてあなたが装うことによって、相手がどのような気持ちになるかがわかると思います。

 

「好きな服」と「似合う服」は違う

私が出会ったお客さまのことを紹介させていただきます。立場は新婦のお母さまです。実は最初から「私はロングドレスが嫌いだから絶対着たくない」と言っていました。

 

背が高くて15号サイズの大柄なお客さまでしたが、売り場にある、ふくらはぎくらい中央くらいの長さ(ミモレ丈)のシンプルなドレスを何着かご試着いただきました。ただ、いろいろお召いただきましたが、バランスが悪くてあまりお似合いにならないです。

 

そこで私はロングドレスの方がお似合いになるのではと提案をさせていただきました。しぶしぶ私に促されて、着る気になって下さいました。そして、フィッティングルームから出てこられたお客さまは、思った以上によく似合って綺麗でした。

 

ご自身が好きだと言ったミモレ丈のドレスのときより、すっきりと細く見えてあか抜けていました。一緒に来られた娘さんにも褒められて、自分はロングが似合うんだと、初めて気が付いたようです。

 

自身がキレイさをつくる

似合うドレスだと分かって自信をもつと、ますますよく似合って綺麗に見えます。それが相手にも伝わるからです。

 

今回のお客さまは似合う丈がロング丈でしたが、それはその人によって違うので、ご自身の似合う丈にすればいいです。

 

ただ、ここで少し付け加えますと、ロング丈は女性を綺麗見せる効果があります。背が低くて似合わないって思っている方は多いと思いますが、デザインによって自分が似合うロングドレスが必ず見つかります。

 

余談ですが、今回のようにカジュアルな結婚式にロングドレスをお召しになる場合は、少しだけ注意するポイントがあります。それは相手のお母さまの装いにある程度「格」を合わせると、バランスがいいということです。

 

確かに相手の親がどういう装いかわからないという方も多いですが、お子さまを通して情報を仕入れることができれば、あとで気まずい思いをすることが少なくなります。

 

このときであれば、私はお客さまに羽織るタイプの軽いジャケットを合わせておすすめします。きちんと前ボタンを留めて着るジャケットより、ややカジュアルになるからです。これで相手のお母さまが、フルレングスのロングドレスでなくてもバランスを保てます。また、仮に相手のお母さまが留袖(とめそで)を着たとしても大丈夫です。

 

フォーマルで装う上で気を付けていただきたいことは、好みだけでフォーマルウェアを選ばないということです。それが、自分の満足にもつながりますし、相手を思いやる気持ちにもつながります。


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