ドレスのシルエットを把握してパーティードレスを選ぶコツ


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パーティードレスは、ドレスのシルエット(ライン)の選び方で見え方が大きく異なります。たとえば、身体のラインにそったドレスを着るとエレガントに見えますし、スカート部分にギャザーが施されたドレスを着ると可愛らしく見えます。


また、スカートの広がりだけではなく、ウエストのしぼりや強調の仕方また着丈など、すべての組み合わせでシルエットが見えてきます。したがってシルエットは、ドレスを選ぶときに欠かせない条件になります。


そこでここでは、ドレスを選ぶときに知っておきたいシルエット(ライン)について解説します。(注)こちらは、ファッション用語に基づいての解説になります。ブライダル用語の解説では、プリンセスラインやAラインの解釈が若干異なりますのでご了承ください。
 

プリンセスライン

ウエスト部分で切り替えずに、縦に数枚の布をはぎ合わせて、フィット&フレアーのシルエットを出したものプリンセスラインと言います。


プリンセスらいんとは、「19世紀末、イギリスのエドワード7世婦人であるアレクサンドラ王女が、皇太子妃時代から好んで用いたことに由来してプリンセスの名がついた」とのことです。


ダーツなど縦の切り替えを巧みに使うことによって、女性らしく優しい雰囲気を演出することができます。現在も、ドレスだけではなくコートなど多彩なアイテムに取り入れられていて、幅広く愛用されています。


「プリンセスラインのドレス」は、フレアの分量や、素材を変えることで雰囲気の全く違うドレスに仕上がります。たとえば、柔らかい生地のドレスですと、ドレープが綺麗にでて清楚で可愛らしい印象になります。


また、丈を長くすればエレガントで落ち着いた雰囲気になります。このようにどのような年齢の方にも似合う、王道のラインです。


Aライン

フランスのクリスチャン・ディオールが、1955年(昭和30年)にパリコレクションで発表したドレスラインナップの一つがラインです。


Aラインとは、肩まわりが小さく、肩から裾に広くなっていくスタイルで、そのシルエットが「アルファベットの大文字のA」によく似ているのが特徴です。


「Aラインのドレス」は、ウエストを強調せずに緩やかなカーブを描いて広がっていくシルエットなので、「上半身は華奢だが下半身は太め」と言う体型をカバーできます。


また「落ち感のいい、からだに添う生地を選ぶ」や「着丈はひざ下丈にする」などの点に注意をすることによって、スッキリと着こなすことができます。


Hライン

フランスのクリスチャン・ディオールが、1954年(昭和29年)に「Aライン」に先がけてパリコレクションで発表したシルエットです。


クリスチャン・ディオールは、1940年代後半に細いウエストと布をたっぷり使ったフレアースカートの「ニュールック」というスタイルを発表しています。そしてそれに相反するスタイルとして、ウエストを開放するスタイルを発表しました。それがHラインです。


Hラインは、直線的で長方形のウエスト部分を、ベルトや装飾的な切り替えで強調したスタイルで、そのシルエットが「アルファべットのHの文字」に似ているのが特徴です。


1960年代の日本はミニ全盛期を迎えますが、そのころのファッションを見るとHラインのミニのワンピース・スタイルがおおく見られ、人気の様子がうかがわれます。


また近頃のファッションでは、ボディコンシャスなドレススタイルをHラインドレスと紹介しているところもあり、Hラインの捉え方が変わってきているようです。


コンパクトなシルエットの「Hラインドレス」は、シャープでカッコいい雰囲気が作れます。


Xライン

広い肩に始まるボリュームがウエストでしぼられ、裾に向かってまた広がっていくというスタイルで、そのシルエットが「アルファベットのXの文字」によく似ているのが特徴です。


1955年(昭和30年)ころの「日本女性誌」に、ウエストニッパーでウエストを細くしぼり、パニエを使ってふんわりとスカートを膨らませたワンピースのシルエットが多く登場しています。


終戦直後の激動期、クリスチャン・ディオールが1947年のコレクションで「ニュールック」というスタイルを打ちだしますが、このスタイルが1955年頃の日本女性誌に登場したスタイルと重なります。


1940年代後半から1950年代はクリスチャン・ディオールの全盛期で次々と新しいファッションを打ち出しています。そのためどちらかと言うと、クリスチャン・ディオールが発表したAラインの日本版として、Xラインが定着したようです。


「Xラインのドレス」は、キュートで可愛らしい雰囲気になるので、今なお根強い人気があります。


マーメイドライン

上半身から腰、ひざ位まではからだにフィットして、ひざ下からはフレアによって裾が広がったシルエットのことをマーメイドラインと言います。


マーメイドとは人魚の意味で、裾を尾ひれに見立てたドレスラインが、人魚のように見えることから命名されました。上品でエレガントなシルエットをつくることができるので幅広い年齢の方に好まれます。


エンパイアライン

バストのすぐ下で切り替え、スカートはボリュームをおさえて流れるようなシルエットをつくるのがエンパイアラインです。


ナポレオン1世の皇妃ジョセフィーヌが好んで着用していたことから、エンパイア(皇帝)ラインと呼ばれるようになったそうです。


「エンパイアラインのドレス」は、バスト下で切り替えるデザインなので、足を長く見せる効果があります。


このようにパーティードレスは、スカートの広がりだけではなく、ウエストのしぼりかたや強調のしかた、また着丈など、すべて組み合わせたが組み合わせた状態でドレスのシルエットが作られます。


したがってパーティードレスを選ぶときは、ドレスのシルエットをしっかり把握して、自分の雰囲気や体型にあったドレスを選びましょう。


ドレスのシルエット

 


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