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ドレスのシルエットやディティール(全体に対する細かい部分)のデザインで、似合うといわれる体型を紹介している「ファッション雑誌」や「インターネットのファッションページ」はたくさんあります。
そして、ドレス(洋服)を購入する上でそれを参考にします。
しかし自分の体型に合うと書かれたデザインであってもまったく似合わなくて、がっかりした経験のある方は多いのではないでしょうか。
とくに、限られた方でなければ似合わないデザインにそのようなことが起こります。たとえば、「アメリカンスリーブのドレス」もその一つです。
けれどもなぜ、そのようなことが起こるのでしょうか。
そこでこのページではアメリカンスリーブを例に、似合うドレスの見つけ方をお伝えするとともに、「似合わない」と思っていたドレスでも似合うドレスに変えるちょっとしたコツをお伝えします。
アメリカンスリーブとは、首の根元からアームホール下まで衣服を斜めにカットし、肩を大きく露出したノースリーブ型のスリーブラインのことを言います。(下画像参照)
一見「ホルターネックライン」のように見えますが、ホルターネック(下画像参照)のように布やストラップなどで吊るさずに、後ろにも前と同じ形の見頃がついているのが特徴です。
アメリカンスリーブのドレスは、ウエディングドレス(下画像参照)でもよく用いられるデザインです。
繊細で華奢なデザインのアメリカンスリーブのドレスは「シャープでスタイリッシュな雰囲気」になるので人気があります。
このドレスのデザインは、万人向きではないようです。それは一般に似合うと言われている体型の方の多くが、あまり似合っていないからです。
どのデザインでも言えることですが、「似合う体型」「似合わない体型」とひとくくりにするほどファッションは単純なものではないようです。
たとえば同じような体型の方が同じデザインのドレスを着ても、その方の持っている雰囲気・顔立ち・へアスタイル・メイクなどすべてが合わさると似合う方と似合わない方に分かれます。
またほとんど同じような条件が揃っていたとしても、装うときの気分が違うだけで似合ったり似合わなかったりします。
それは「アメリカンスリーブのドレス」が良い例です。
インターネット上で「肩幅の広い方に似合うデザイン」とある一方で「肩幅の狭い方に似合うデザイン」とあり、相反するコメントが飛び交ってどちらが正しいのか判断がつきません。
私がじっさいにアメリカンスリーブのドレスを試着したお客さまを見て思うのは、「肩幅の広い方」は肩が目立ちやすく「筋肉質でたくましく」見えてしまうのでほとんどの方が似合っていません。
確かにインターネット上では、ファッションだけではなくさまざまな情報が溢れているので、鵜呑みはできません。それにしても、なぜ相反するコメントが並ぶのでしょうか。
アメリカンスリーブのドレスは、首の付け根からバストラインまでのシルエットがとても美しいデザインです。このデザインは、小さな顔と首筋から肩の華奢なラインの方がキレイに着こなせます。
そのため、モデルのような体型の持ち主なら「広い肩の方」でも似合いますが、日本人では少し無理があるように思います。
しかし「胸元にデザインがあるタイプ」や「肩の露出が少ないタイプ」、「ネックラインがハイネックではなく首に添うタイプ」を選べば、もう少し似合う方の幅が広がります。
アメリカンスリーブは、肩幅が狭い華奢な方が似合います。画像を例に、一般の体型の方が似合うアメリカンスリーブドレスを見てみましょう。
下画像は、「ドレスモード」のアメリカンスリーブドレスで比較的どのような体型の方でも着こなせるデザインです。
このデザインは、胸元によせたギャザーとアシンメトリーなスカートヘムが肩のラインをごまかし似合う方の幅を広げます。
とくにアメリカンスリーブは、肩からバストラインまでのシルエットで似合うか似合わないかが決まります。バストの位置が合わないと、肩幅だけが強調されてしまいバランスが悪くなり似合わなくなる可能性が高くなるからです。
けれどもこのデザインは腰にリボンがついているため小柄な方は、腰のリボンの位置を上げることによりバランスよくお召しいただけます。
なおドレス丈は、9号中央線で102.5センチ・一番短い部分で94センチ長い部分で116センチあります。
下画像は、「アールユー」のアメリカンスリーブドレスです。(こちらはレンタル商品です)ローウエスト部分のスパンコールがエレガントなドレスで、小柄な方にお勧めのデザインです。着丈91センチです。
下画像は、「ノンプレステージ」のアメリカンスリーブドレスです。上身ごろのドレープと取り外しのできるストラップが肩のラインを目立たなくするため、似合う方の幅を広げます。
また後ろが編み上げのデザインになっているため、身体にフィットしやすくバストラインがキレイに決まります。
アメリカンスリーブのパーティードレスは、スタイリッシュでカッコよくお召しいただけます。
アメリカンスリーブドレスの胸元のデザインを変形させると、もう少し似合う方の幅が広がります。
下画像のドレスは、「ストロベリーフィールズ」のカシュクール総プリーツドレスです。アメリカンスリーブですが、繊細なプリーツがエレガントな変形デザインです。(こちらはレンタル商品です)
そのため、大人の女性でも着こなせるデザインです。
下の画像は、「エポカ」のドレープホルターネックドレスです。(こちらはレンタル商品です)このドレスはアメリカンスリーブではなくホルターネックですが、胸元のドレープがエレガントで大人の雰囲気です。
このように、少しデザインが変わるだけで全く違った雰囲気になります。
下画像は、アメリカンスリーブのネックラインより若干下がっています。そのために合う方の幅は広がりますが、本来のアメリカンスリーブのイメージとは異なります。
これは好みが分かれますが、難しいデザインで着こなしにくい方には取り入れやすいデザインです。
下画像もアメリカンスリーブドレスですが、ネックラインを下げることで似合う方の幅が広がります。
本来シャープでスタイリッシュな雰囲気で着用するアメリカンスリーブが、フェミニンな雰囲気になり若干イメージが変わります。
アメリカンスリーブのドレスは何も羽織らず一枚で着てこそ映えるデザインですが、あえて言えばストールを肩から掛けるとドレスだけでは似合わない方が似合うようになります。
このように目の錯覚(さっかく)を利用して視線をずらす方法は、効果の期待ができる方法です。
下画像は、「アーバンリサーチ ロッソ」のストールです。透け感が美しい、レース素材のストールです。
合わせるアクセサリーで、雰囲気が変わります。下画像は、「アーバンリサーチ ロッソ」のネックレスです。首の添う短いネックレスより、タテのラインが強調され似合う方の幅が広がります。
アメリカンスリーブドレスは、小ぶりのバッグと7センチヒールのシューズで合わせるとキレイです。
これまで、着こなしの難しいアメリカンスリーブドレスをキレイに着こなす方法をお伝えしました。
けれども、着こなすのが難しいドレスを何の問題もなく「自分は似合っている」と堂々と着れば不思議と似合っていくものです。
たとえば私たちフォーマルウェアの販売員は、さまざまなフォーマルの場で女性がどのような着こなしをするかデーターとして着用服調査の資料を見せてもらうことがあります。
そこで感じることは、日本人も外国人並みに堂々と大きく開いたデコルテドレスを着こなす方が増えてきたということです。
正直その方たちが、すごく似合っているかは疑問です。けれども「自分は似合う」と思って着こなせば見ている私たちも違和感はなくなります。
それは入社したばかりのころはスーツが全くに似合わなかったビジネスマンが、日を重ねると似合うようになるのと似ています。
したがって、似合うか似合わないか不安になる前に、どんどん新しいデザインのドレスに挑戦して欲しいです。
さまさまなデザインのドレスを着こなす間に、自信がついて難しいデザインのドレスも上手に着こなせるようになります。
あなたもアメリカンスリーブドレスをカッコよく着こなして、パーティーを楽しみましょう。
(注)上記でお伝えしましたが、アメリカンスリーブドレスはボレロを羽織って着るドレスではありません。
ミセスが結婚式で着用する場合は、七分袖か長袖の上衣を羽織るのが基本です。したがってアメリカンスリーブドレスはどちらかといえば、結婚式よりパーティー向きです。
大人女性が自分に適したフォーマルウェアを見つけるには、「フォーマルドレス・ワンピ通販サイト」や「レンタルドレス・ワンピ通販サイト」がお勧めです。
カジュアルな服装が主流な近年、「フォーマルウェアにお金をかけたくない」という方が増えてきたからです。
けれども、フォーマルウェアは、相手の気持ちや周りの人々のことを常に配慮して装うことを求められる洋服です。そのことを理解したうえで、自分に適したフォーマルウェアを探すことが大切です。
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