叙勲・褒章の装い:フォーマル小物の合わせかた

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叙勲の装いが決まっても、小物の合わせ方が分からない方は多いです。叙勲の伝達式や天皇陛下の拝謁(はいえつ)となると、「これはルールにそっているだろうか」と不安になります。

 

しかし、ルールに神経質になり過ぎて、混乱をしてしまう方が少なくありません。そこで、どのような小物を合わせればよいかを個別にご紹介します。

 

ネックレス

ネックレスはフォーマルシーンで着用必須のアイテムです。しかし、日本は宝石の歴史が短く、ヨーロッパのように親の代から受け継がれる宝石を持つ人は多くありません。

 

そのため、本物の宝石をつけることが難しい場合も多いです。したがって、天然宝石に限らず、合成宝石あるいは宝石に似せて作られたフェイクのものを着用することも可能です。

 

昼は光をおさえたものがふさわしく、叙勲の装いで最適なのは真珠のネックレスです。真珠には、核(パールの中心)に塗料を人工的に塗装して作られた、模造真珠があります。

 

模造真珠は、プラスチック核のプラスチックパール、ガラス核のガラスパール、貝核の貝パールがあります。プラスチックパールは軽い素材なので、パールをたくさん使うアクセサリーに適しています。また、ガラスパールはプラスチックより重いですが、重量感や輝きがプラスチックよりも本物の真珠に近いです。

 

そして貝パールは、貝の核を養殖真珠用と同じ素材を使用しているため、より養殖真珠に近い重さや柔らかい輝きがあります。

 

このようにそれぞれ特徴がありますので、それらを踏まえた上で真珠を選んで着用するとよいでしょう。なお貝パールは、本真珠と比べて手入れは楽ですが、「直射日光や高温多湿を避けて保管すること」や「使用後は付着した汗や化粧品をよくふき取る」などの注意が必要です。
 

手袋

公式の場合は着用必須とありますが、これはおもに宮中行事の皇室の方の装いです。叙勲の装いでは、手袋を添えるとエレガントになるのでお勧めです。色は白を選びます。

 

バッグ

中型か小型で、光を抑えた布製のバッグが正式になります。また、叙勲の装いにふさわしいバッグとしてはホースヘアバッグがあります。

 

ホースヘアバッグとは、厳選した馬の尾毛を用いて、熟練の織職人が手作業で作る高級なバッグです。経験豊かな職人でも、1日わずか2メートル程の生地でなければ織り進むことができません。

 

また、バッグの縁部分は牛革をトリミングして仕上げており、そのバッグの組み立てには高度な技術が必要です。それは、通常のバッグを作るときの3倍もの時間かかります。

 

このように、確かな技術と根気のいる手作業で丁寧に作られたバッグは、独特のつや感としなやかさがあってとても美しく、叙勲の装いにふさわしいと言えます。

 

プレーンなハイヒールパンプスが正式です。しかし、叙勲はお年を召された方も多いです。したがってその場合は、はきなれた歩きやすい靴をお勧めします。

 

また、色はドレスと同系色が望ましいです。しかしはきなれた靴が黒しかない場合は黒の靴でも問題ありません。色で、「黒の靴はダメ」と勘違いをする人もいますがマナーに反した装いにはなりません。そして靴の色を黒にした場合は、バッグの色も黒にすると統一感がでます。

 

たとえばピンクベージュなどきれいな色の服を着た場合は、靴の色が黒ですと、靴だけが目立ってしまいます。その結果、色のバランスが悪くなり綺麗に見えません。黒色の靴に黒色のバッグを合わせるのが良いのはそのためです。それから補足となりますが、ストッキングは肌色を着用します。

 

このように洋服に合わせる小物は、全体のバランスで選ぶと失敗が少なくなります。したがってルールを踏まえた上で、栄えある叙勲の装いに小物を添えてオシャレに着こなしましょう。

 

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