フォーマルウェアの特徴同窓会の服装を選ぶコツ

フォーマルウェアの特徴を知って同窓会の服装を選ぶコツ

フォーマルウェアの特徴を知って同窓会の洋服を選ぶコツ

 

フォーマル売り場の洋服は、「華やかすぎて普段着れない」そのように思う人は多いです。

 

確かに一昔前のフォーマルウェアは、金糸や銀糸使いのレース、きらびやかなスパンコールと結婚式やパーティー以外で着る用途がない洋服でした。

 

しかし、時代と共にフォーマルウェアはきらびやかな洋服が減り、一般の婦人服と違いがわからない洋服が増えています。

 

その理由の一つに、生活の多様化に伴うフォーマルウェアの需要があげられます。ホテルで行なう同窓会や高級レストランの食事会と、非日常を楽しむ人がフォーマルウェアを求めて売り場に訪れます。

 

また結婚式のカジュアル化も、フォーマルウェアのあり方を変えています。リゾートウエディングやレストランウエディングなど結婚式のスタイルが変わり、それに合うフォーマルウェアが求められます。

 

このようにお客さまが求めるフォーマルウェアが「特別な場所だけしか着れない服」ではなく、「オシャレを楽しむための服」や「少しカジュアルなシーンでも着れる服」に変化をしてきたということです。

 

それはフォーマル売り場だけではなく、百貨店のウインドーに並ぶ婦人服売り場の洋服を見てもわかります。フォーマルウェアの代わりとして少し改まった場所に着れそうな洋服が、あちらこちらに並んでいるからです。

 

それでは、フォーマルウェアと他の婦人服の洋服とはどこか違うのでしょうか。わざわざフォーマルウェアを着る意味はあるのでしょうか。

 

一見すると違いがないように見える、婦人服売り場のフォーマルシーンで着れそうな洋服。しかし、並べて比べるとまったく違う洋服だと分かります。そこで同じようでも違う、フォーマルウェアの特徴を解説いたします。

 

 フォーマルウェアの素材
フォーマルウェアを着る目的の先には、必ず相手の存在があります。プライベートを楽しみ自分の着心地がいいだけの服ではなく、思いやりと品位がある行動」の先にフォーマルの装いがあります

 

そのため「エレガントで上品な装い」は、他の洋服以上に求められる重要なキーワードです。シルク・アセテート・トリアセテートはそれらに適した素材で、フォーマルウェアでよく使われます。

 

アセテートやトリアセテートとは、天然繊維の風合いと合成繊維の機能を併せもつ「半合成繊維」で、シルクに似た光沢をもち美しい色に染まります。

 

またフォーマルウェアは、着物に負けない存在感が必要になります。そのため、「膨れ織り」や「ジャガード」などで着物地を表現した素材が多いです。それは、他の洋服売り場にはない要素です。

 

フォーマル売り場で扱いのあるシャンブレーも同様で、シャツなどでよく使われるカジュアルなものとは違い、ポリエステル系の素材でも無地に着物地のような表情をだすのに使われます。

 

シャンブレーとは、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)の色を変えた織物のことで、艶やかな光沢や見る角度によって二色の濃淡(玉虫効果)に見えるなど無地に美しい表情が生まれます。

 

これら素材の違いは、ぱっと見ただけでは読み取りにくいです。婦人服売り場で以前買った手持ちの洋服を、フォーマル売り場の洋服と合わせようとする人もいますが、ほとんどの手持ちがコーディネートできないのはそのためです。

 

 フォーマルウェアのデザイン
フォーマル売り場のワンピースやスカートは、くるぶし丈のロングを除いて他の洋服売り場にもよく似たデザインが並んでいます。

 

しかしジャケットは、他の洋服売り場の商品と大きく違います。結婚式など着席スタイルの装いが多いフォーマルシーンは、ジャケットのデザインでも「エレガントで上品な装い」を表現しています。

 

たとえばテーラード・カラーはスーツで馴染みの襟の形ですが、フォーマルウエアでそれを取り入れるとエレガントさに欠けてしまいます。そのためタックを入れて襟を膨らませたり、衿先に芯を入れて立たせたりしてエレガントに見える要素を取り入れています。

 

また流行に左右されないノーカラー、立ち襟、フリル襟などが多いのも特徴です。ジャケットのシルエット自体は、肩幅・アームホール・着丈など時代に沿ったシルエットになってはいますが、昔と変わらない洋服に見えてしまうのはそのためです。

 

このようなフォーマルウェアは、流行を意識したものづくりをしてはいるものの、流行に左右されない洋服です。また、年間を通して着れる洋服でもあります。

 

同窓会の装いは、セミフォーマルの装いと言うものの結婚式のようにフォーマル売り場で選ぶ必要はないでしょう。

 

しかし「流行に左右されない服が欲しい」「エレガントで上品な装いがしたい」「この先結婚式にも着たい」という思いはフォーマルウェアでかないます。ぜひ検討してみてください。


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