卒業式の服装:ブラックフォーマルパンツスーツの基礎知識

卒業式の服装:ブラックフォーマルパンツスーツの基礎知識

卒業式の服装:ブラックフォーマルパンツスーツの基礎知識

 

卒業式が行われる3月は、暦の上では春でもまだまだ寒いです。また学校の体育館は特別冷えるので、できることならパンツスーツで臨みたいと思う方は多いです。

 

しかしパンツスーツを購入するとなると、どこで選べばよいのでしょうか。婦人服売り場にある黒のパンツスーツとブラックフォーマル売り場のパンツスーツは違うのでしょうか。

 

また、ブラックフォーマル売り場で買ったパンツスーツは、親族のお葬式に着ることができるのでしょうか。そんなパンツスーツに関する疑問にお答えいたします。

 

ブラックフォーマルのパンツスーツ

一般的なフォーマルの知識として、お葬式にパンツスーツは好ましくないと思っている方は少なくありません。確かに正式な場ではドレスを着用するのがフォーマルウェアのルールで、それに当てはめるとブラックフォーマルのパンツスーツは正式な場所では着れないことになります。

 

ところが時代と共にルールは少しづつ変わってきています。女性のパンツスタイルが日常的になり、どのようなシーンでも違和感なく受け入れられるようになりました。

 

このような時代の背景の中で、フォーマルのルールは「略礼装」としてのみ受け入れられたパンツスタイルが、今では「準礼装」の装い(親族のお葬式は着用できません)として受け入れられています

 

パンツスーツの種類も以前に比べて多くなり、オールシーズン着用できるスリーピース(ジャケット+ブラウス+パンツ)やオールシーズン素材(またはウール素材)を組み合わせて着用する単品商品(ジャケット・ブラウス・スカート・パンツ・ワンピース)また、ウール素材スーツ(ジャケット+パンツ)などが揃っています。

 

しかしそうは言っても、一般的にはパンツのスタイルは寒い時期の「寒さ対策」として着用するアイテムと言う感覚があります。

 

そのためブラックフォーマルのパンツスーツはミセス用に作られたデザインが多く、若い方がスタイリッシュに着用できる「カッコいいオシャレなフォーマルウェアのパンツスーツ」とは若干隔たりがあります。

 

このような状況でわかるようにブラックフォーマルのパンツスーツの大半は、冬用のフォーマルウェアと考えた方がよさそうです。

 

したがって現在でも、はじめてフォーマルウェアを求める若い方だけではなく、40代や50代の方もアンサンブル(ワンピースとジャケット)タイプのフォーマルウェアを購入する方が主流です。

 

婦人服売り場のパンツスーツ

たとえばブラックフォーマル売り場ではなく、婦人服売り場にも卒業式や入学式用に多くのパンツスーツが並びます。そして黒のパンツスーツを、卒業式に選ぶ女性は多いです。

 

とくに婦人服売り場に並ぶパンツスーツは、ブラックフォーマルのパンツスーツに比べてシャープでスタイリッシュに見えます。

 

なぜなら、ブラックフォーマルのパンツスーツは、お葬式など弔事に着るのを前提に作っているからです。そのため、カジュアルに見えないようにデザインはオーソドックス(正統派)で、黒の色は深くて濃いです。

 

しかし、婦人服売り場に並ぶパンツスーツは、デザイン性を重視していますし、黒の色もブラックフォーマルの黒より薄くて浅いです。

 

したがって仕事でスーツを着ることが多い方は、婦人服売り場のパンツスーツを選べば仕事着としても着用できるので無駄がありません。

 

また、パンツはニットのアンサンブルと合わせてホテルのランチの装いに、ジャケットは、花柄のワンピースと合わせて、ホテルのディナーの装いと着まわすことも可能です。

 

しかし、生地や色がフォーマルウェアと異なるビジネス用の黒いパンツスーツ(またはリクルートスーツ)は、お葬式に着ることはできません。反対に、ブラックフォーマルのパンツスーツをビジネス用やリクルートスーツの代わりとして着ることもできません。

 

そしてブラックフォーマルのパンツスーツは、婦人服のパンツスーツのように着まわしもお勧めできません。なぜならブラックフォーマルウェアは、黒の色が濃く深みがあるのが特徴ですが、着まわせば徐々に色が薄くなることがあるからです。(濃染加工で色落ちを防いでいます)

 

それでは卒業式にパンツスーツを着る場合は、どのように着ればよいのでしょうか。

 

卒業式にパンツスーツを選ぶには

パンツスーツを卒業式に着る場合は、結局のところフォーマル売り場で選んでも、婦人服売り場で選んでも問題はありません。

 

しかし仕事でスーツを着る機会がない方は、フォーマル売り場のパンツスーツを選ぶほうが利用価値があります。

 

ただブラックフォーマルのパンツスーツを卒業式に着る場合は、お葬式に見えない配慮が必要です。コサージュとネックレスだけでもよいですが、ジャケットの中のブラウスを黒色ではなく、フリル使いやレースの白いブラウスを着用すると華やかになるのでお勧めです。

 

 

 

またカラーフォーマル売り場にあるジャケットとパンツを合わせても、さらに華やかさが増してお祝いの席に相応しい装いになります。

 

しかしこれらの装いは、少し落ち着いた雰囲気になるので50代や60代の来賓の装いに適しています。

 

 

 

このようにまだまだ寒い卒業式の装いに、パンツスーツは最適な装いです。若々しくシャープな雰囲気が好みの方は、婦人服売り場のパンツスーツで、上品で落ち着いた雰囲気が好みの方はフォーマル売り場のパンツスーツでと、好みに合わせて自由に装いましょう。


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