七五三とは何かを考える:由来と意味

七五三とは何かを考える:由来と意味

七五三とは何かを考える:由来と意味

 

最近は少子高齢化の影響で、子供に関わるビジネスは過熱の一途をたどっています。

 

七五三もそのひとつで、一部の地域では、結婚式の披露宴と間違えるくらいのお祝いをするところがあるそうです。そこまで豪華なお祝いをするところは一部ですが、神社やホテル、写真館では、七五三に特化したプランを豊富にそろえています。

 

それらのプランは、お祝いをどのようにすればいいのか分からない親にとって、手順通りに進めることができるのでとても便利です。

 

しかし、周りの人が利用するから自分もするというものではないですし、子供のために必ずしなければならないものでもありません。

 

たしかに、大切な子供の成長をお祝いする親の気持ちを考えれば、周りの人と同じでなければと不安になる気持ちがわからなくもありません。

 

しかし、主役の子供を隅に置いて、親の見栄や七五三の意味もわからず、七五三のお祝いをするのでは主旨が異なります。したがって、家族が子供と一緒に楽しめる七五三にしたいものです。

 

そこで、七五三とは何なのかを見つめていきたいと思います。
 

七五三の由来

七五三とは、7歳、5歳、3歳の子供の成長を祝う日本の年中行事です。

 

天和元年11月15日(1681年12月24日)に徳川徳松(江戸幕府第5代将軍である徳川綱吉の長男)の健康を祝って始まったとされる説が有力です。

 

旧暦の15日はかつて、二十八宿の鬼宿日(鬼が出歩かない日)に当たり、「何事をするにも吉である」とされたそうです。

 

また、旧暦の11月は収穫を終えてその実りを神に感謝する月であり、その月の満月である15日に、氏神への収穫の感謝を兼ねて子供の成長を感謝し、加護を祈るようになったとあります。

 

これらの記述からわかるように、説が多々あるため、七五三の由来は曖昧です。

 

したがって、11月15日に必ず七五三のお祝いを行わなければいけないと、神経質になる必要はありません。特に寒くなる時期なので、子供の体調を見ながら、都合のいい日を選びましょう。

 

各年齢の意味

七五三の年齢については、関東地方が発祥とされています。

 

・数え年3歳(満年齢2歳になる年)を「髪置き(かみおき)の儀」として、主に女の子が行ないます。(男の子が行う例もあります)江戸時代に、3歳までは髪を剃る習慣があったため、それを終了する儀式です。

 

・数え年5歳(満年齢4歳になる歳)を「袴儀(はかまぎ)」として、男の子が行ないます。男子が袴を着用し始める儀式です。

 

・数え年7歳(満年齢6歳になる年)を「帯解き(おびとき)の儀」として、女の子が行ないます。女子が幅の広い大人と同じ帯を結び始める儀式です。

 

このように各年齢には、それぞれ意味があります。

 

現在は「七五三」という名称から、その年齢に行なう同じ行事のように捕らえられていますが、実際には、それぞれの年齢で行う別々の異なった行事だったようです。そのため、現在でも地方によって年齢や祝う内容が違うようです。(出典:フリー百科事典ウィキペディア)

 

そこから読み取れるのは、古い時代から子供の成長を願って、それぞれの土地の大人がお祝いをしたということです。要するに本来の意味は、子供を着飾ってアイドルのような写真を撮ることではないことがわかります。

 

七五三の本来の意味を知れば、気持ちを楽にして七五三の準備に取りかかることができます。

 

したがって、形式にとらわれることなく、子供の成長を家族全員で喜び合ってお祝いをすれば、思い出に残る素敵な七五三になるはずです。


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