フォーマルウェアのマナーとルールを知る

 

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「マナー」や「ルール」を知ることはなぜ大切なのでしょか。これは社会全体を見ればよくわかります。マナーやルールを無視すれば、人と人とがお互いに心地よく暮らしていくのは難しいです。

 

これは、フォーマルシーンでも同じことが考えられます。基本となる考え方は、「相手に不愉快な思いをさせない」という心遣いなのです。

 

では、フォーマルウェアで装うときのマナーやルールは、なにを基準に考えたらいいのでしょうか。これには、「T(Time)・P(Place)・O(Occasion)」という概念があります。

 

いつ着るのか(Time)・どこで出来るのか(Place)・着る目的はなにか(Occasion)を考え、そのシーンにそって装えば、あなたは周囲にすがすがしい印象をあたえる「素敵な女性」になれるでしょう。

 

それでは、フォーマルウェアのルールとマナーを個別にご紹介します。

 

スカート(ワンピース)の着丈

スカート(ワンピース)の着丈は、長ければ長いほど格式が高くなります。結婚式を例にとると、多くの新郎(新婦)の親はくるぶしが隠れるくらいのロングドレス(スカート)で装います。

 

ただ親族以外(友人・職場の同僚など)の場合で、ひざが少しでるくらいの丈は問題ないでしょう。その中でも、ひざ下丈(ミディ丈)で装うと、とても上品に見えます。

 

また、「フォーマル市場」も「カジュアル化」の影響を受け、装いに変化がみられるようになりました。そのため、たとえ新郎(新婦)の親であっても、式のスタイルによって、ふくらはぎ中ほど丈(ミモレ丈)のドレスで装う場合も、ルールを無視した装いにはなりません。

 

袖丈

昼の正装は「7~8分袖か長袖」が基本です。暑い時期には、ノースリーブのドレスにストールで装いたい気持ちも理解できますが、肌の露出を避けるのがフォーマルウェアのマナーです。

 

ただし、結婚式の披露宴会場は夜型なので、ストールでの装いは可能です。ぜひオシャレなストールで場を華やかに演出してください。

 

素材

昼の装いは「ラメやスパンコール」など光りすぎるものを避けます。ルールというと難しく考えてしまいますが、装う場面を想像すればよくわかります。陽の差し込む場所で、光沢のあるフォーマルウェアで装っても決して綺麗に見えないでしょう。

 

ただし、日本の披露宴会場の多くは室内なので、自然光ではなく照明が映える場所です。そのため「ラメやスパンコール」など光沢のあるフォーマルウェアで装うと、華やかさを演出できます。

 

さらに付け加えると、「ニット」は「カジュアル」として扱われるので、フォーマルウェアでは使わない素材です。しかし、ラメやスパンコールなどエレガントな雰囲気のものであれば、略礼装(インフォーマル)として使えます。

 

特別色の制約はありません。ただし、白と黒は配慮が必要です。結婚式の場合白は「花嫁の色」をイメージするので、ルールに沿わないと言われることが多いです。そのため淡いアイボリーに近いベージュやシルバーグレーもルールに沿わないと思っている人は多いです。

 

確かに光沢のある素材だと、写真映りが白っぽく見えるので気になるところですが、そこにコサージュなどで色を添えると白一色に見えなくて安心です。

 

また黒は「弔事」のイメージを持ちやすく、こちらもルールに沿わないと心配する人が多いです。ただ、「黒」は結婚式などでも使いやすい色で、うまく使えば着こなしの幅が広がります。

 

さらに百貨店のカラーフォーマル売り場では、留袖(とめそで)に匹敵する色として黒のドレスやスカートを多く取り揃えています。さすがに全身黒のコーディネートでは華やかさに欠けてしまいますが、アクセサリーを加えてイメージを変えることで「華やかな雰囲気」を演出できます。

 

季節感

空調設備が整った室内で装うことが多いフォーマルウェアでは、ほとんど暑さ寒さを意識する必要がありません。そのため百貨店のフォーマル売り場には、年間を通じて着用できるフォーマルウェアが数多く並んでいます。

 

ただ四季に沿った装いは、装う人を「着こなし上手なオシャレな人」とイメージしやすいです。百貨店のフォーマル売り場には、「夏向きの涼しげなジャケット」や「冬に最適なベルベット素材のジャケット」など、季節に沿ったフォーマルウェアが並んでいます。

 

夏向きのフォーマルウェアは、カジュアルに見えるものもあるので少し注意は必要ですが、どのように装うかにルールはないので、あなたの好みで選べばいいと思います。
 

年齢

百貨店のフォーマル売り場には、幅広い年齢のお客さまに対応できる商品が揃っています。ただそれが、自分の年齢に合うフォーマルウェアを見つけにくくしています。そのため自分の好みだけで選ぶと、ときには「どこか違うアンバランスな組み合わせ」になってしまうので気をつけましょう。

 

パンツ

普段からスカートを穿かない(はかない)と言う人にとって、パンツの着用は「ルールに沿った装いにならないかも知れない」と悩む人は多いです。

 

フォーマルウェアのルールからすると、スカートの方が「格式」は高いです。ただ「ポリエステルなどのソフトな素材」や「少し幅の広いデザイン」のパンツなら、準礼装(セミフォーマル)から略礼装(インフォーマル)として着ることができます。

 

あくまでもエレガントに装うことが大切ですが、スカートにこだわらず自由にあなたらしく装いましょう。

 

大人女性が自分に適したフォーマルウェアを見つけるには、「フォーマルドレス・ワンピ通販サイト」や「レンタルドレス・ワンピ通販サイト」がお勧めです。

 

カジュアルな服装が主流な近年、「フォーマルウェアにお金をかけたくない」という方が増えてきたからです。

 

けれども、フォーマルウェアは、相手の気持ちや周りの人々のことを常に配慮して装うことを求められる洋服です。そのことを理解したうえで、自分に適したフォーマルウェアを探すことが大切です。

 

そこでこのサイトでは、価格以上の価値があるフォーマルウェアを厳選して紹介しています。ぜひあなたらしいフォーマルウェアを見つけてください。